禅海堂(ぜんかいどう)

耶馬溪の青の洞門の景勝地は有名です。
競秀峰(きょうしゅうほう)と呼ばれる切り立った巨岩群があります。

青の洞門は、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」のモデルとして知られています。

旅の僧、禅海が、ぶ厚い岩盤をノミと槌だけで掘り抜いたトンネルです。

それ以前は、切り立った断崖を鎖だけを頼りに通る、鎖渡と呼ばれる難所で、年に何人もの村人が転落し濁流に飲み込まれていました。
羅漢寺を参詣する人も同様です。
しかし羅漢寺をめざす人の列は絶えませんでした。

それを聞いた、禅海和尚は、一人岩盤に挑戦しました。
最初は、無駄な事ことを、と相手にしなかった村人もやがて共にノミを握り貫通したとき、30年の年月が過ぎ去っていました。
宝暦13年(1763年)に完成しました。

この禅海堂には、僧禅海が当時使用していたノミ、ツチなどの貴重な資料が展示されています。

禅海堂
禅海堂です。



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